外資系投資銀行のエクセル仕事術
たぶん、専用ソフトを使う業界でない限り
どんな会社でもエクセルを使っているのではないでしょうか?
MAIの会社でもエクセルは非常によく使うソフトですが
色んな事が出来るがゆえに
使いこなせていそうで、そうでない人が多く
ともするとエクセルで資料を作ったがゆえに
時間がかかりミスも発生する(見過ごす)なんていう
本末転倒な結果を招いてたりしてしまいます
MAIの場合、社会人になったばかりの頃に
ピボットとか関数とかをかじった事はありますが
その後、使わないでいるうちに忘れてしまいました
現在は、通常の表計算程度はできますが
難しい事は一切できず
エクセルを使いこなしています!
なんておこがましくていう事は出来ない程度のスキルです
それでも、もっとエクセルのテクニックを学べば
今の仕事がより効率的に出来るのでは?と思っていた時に
出会ったのが外資系投資銀行のエクセル仕事術 [ 熊野整 ]です
この本には、難しい関数やマクロなんて一切出てきません
①見やすい綺麗な表を作ること
②正確な表を作ること
③結果的に速い作業が出来るようになること
を中心に説明されており
このような表を作るには
何をどうすればいいのかが具体的に丁寧に説明されています
実際の表も掲載されていたり練習問題も有るので
ただ、読むだけのテクニック本と違い
大きなデータが無いと試せないわけでもなく
今すぐ取り入れる事が出来るのが良いころです
エクセルの初心者から、ある程度使ってきた方まで
これを読むことで学べる事は多いのではないかと思います
テクニックを磨く前に
今まで目を向けなかったところにこそ
基本が有るのだと気付かせてくれます
エクセルは、便利なソフトではあるけれど
ミスのない(ミスを誘発しない)データを作る事こそが
一番大切な事なのだと思います
投資銀行の場合、
普通の生活では聞く事もない金額を取り扱います
ひとつ間違えただけで数億、数十億の損失に発展しかねません
そんなミスが絶対に許されない人たちが
どのようにして正確なデータを作るのかは
非常に興味をそそられました
そのポイントが
難しいテクニックを一切必要としないとなれば
真似しない手はありません
また、ここに書かれていることは生活に置き換えると
シンプルライフに通ずるように思えたのも
気に入ったポイントです
①見やすい綺麗な表を作ること
自分が把握できる範囲の物だけを所有することで
お部屋がスッキリと片付くようになる
=>フォントを統一して多色使いをやめるだけで
見やすく綺麗な表になる
②正確な表を作ること
自分が把握できる&使い切れるものだけを持つ事で
生活に迷いが無く、物を補充することも容易になる
=>基本的な数式だけでデータを単純に作成する事で
誰にでも検算&更新ができ正確な表になる
③結果的に速い作業が出来るようになること
生活をシンプルにすることで
見えなかった部分に目が行き届き
汚れを貯めない、物を貯めない無駄のない生活が出来るようになる
=>基本を押さえる事で
結果的には仕事が速くなる
ちょっと比喩がおかしいところも有りますが
私には、そんなふうに読み替えられる部分があった本です
美しい事、単純であることが
無駄のない快適な生活を送るポイント!
これが私の目指すところかな・・・なんて思います
最後まで読んでいただいてありがとうございます
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