MAIのシンプルライフ

自分の持ち物を100%把握できる生活を目指しています

縄文号とパクール号の航海

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巷は、ゴールデンウィークですが

サービス業のはじっこに陣取るMAIはお仕事です

お仕事が有る事が幸せだと思っています(←ホント)

 

先日、冒険家の関野吉晴氏の

ドキュメンタリー映画「縄文号とパクール号」を見てきました

http://www.jomon-pakur.info/production.html

 

縄文時代のように

電動機械やプラ製品など一切使わずに

砂鉄を集めてタタラを踏んで

鉄工具(斧)を作るところから船作りがはじまります

 

電動のこぎりなら15分で切り倒せる大木を

何十時間もかけて斧で切り倒し

釘など一切使わずに船を半年かけて掘り出して(くりぬく)

出来た船でインドネシアスラウェシ島から

日本の石垣島を目指す総距離4700kmの旅が始まります

 

飛行機なら8時間か10時間程度で日本につきますが

この航海は結果として3年の月日を費やすことになります

 

マンダールの造船技術を終結し

マンダール人のクルー達

冒険家の関野氏、渡部純一郎氏

そして2名の日本の若者が

この旅の冒険者たち・・・

 

ノンフィクションなので

エンターテイメント映画のような

ハラハラドキドキは一切ありません

ハラハラドキドキの種は命の危険の種でも有るから

 

そのかわり自然に身をゆだねる

人間本来の有り方?のようなものを

垣間見たように感じました

 

自然に逆らうことなく

寄り添いながら帆を進めていく

風が無ければ漕ぐ

風向きが悪ければ休む

いい風が吹いた時には思う存分取り込んで進む

 

ごく当たり前の事なのに

エンジンをもつ現代人は忘れてしまった

海との付き合い方がこの航海にはあります

 

関野氏がおっしゃっていた言葉が

印象に残っています

 

日本の生活には沢山の管が有る

水道管、ガス管、電気や電話の配線・・・

このうちのどれか一つが壊れただけで

生活に混乱をきたしてしまう

しかし、縄文号には一切の管がない

私たちは、管が無くても生きていけるんだ!と

 

今では、有るのが当たり前と思える物が

ホントは、無くても済むものだったりするのだけど

便利に慣れてしまうと無くてはならない物だと

思い込むようになるのかもしれませんね

 

最後に・・・

この壮大な冒険に参加した2名の日本人の若者は

この冒険の後、どのような価値観を持ち生活しているのか

何だか無性に気になります。。。

 

5月15日まで、ポレポレ東中野で上映しています

興味のある方は航海の原点を覗きに行って見てください

ポレポレ東中野

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます

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